あがり症を克服するというような社会不安とは、その人が持っている社会能力においても実は密接に関係しているのです。たとえば、社会不安について感じると、社会能力がそれだけ低下してしまうといった人がいます。親しい友人のあいだにおいては、楽しい話を気軽に楽しく沢山話すことができるのに、なぜか上司や先輩などといった、目上の人を前にすることで、途端に無口となってしまうような人であります。あがり症の人とは、目上の人を前にすると極度に緊張してしまうのでしょうか。
それとは反対に、社会不安を社会能力の低さが引き起こすといった原因になる場合もあります。たとえば、高級レストランでの食事を取るようなときに、レストランでのマナーを知らない人においては、テーブルの上に並べられているナイフとフォークを見ただけでも、緊張をしてしまうものです。社会能力の低い人というのは、日常の生活においてこうしたような状況に置かれることが、非常に多いのです。社会不安を感じるということには、マナーを知らない人と同じように、そうした状況でどういうふうに行動をとればよいのかが、よく分からないのです。
このように考えるてみると、高級レストランでもテーブルマナーさえ知っていれば不安になることがないように、社会能力を伸ばすことで苦手な状況においても、コントロールすることができるようになるのであります。緊張してしまうといったうような状況を、うまくコントロール出来る社会能力を伸ばすことでも、あがり症といった社会不安を克服することができるのです。そして、高い社会能力を自分自身の身に付けることができたら、意図も簡単にエクスポージャーすることができるようになりって、あがり症が克服できるようになります。
身の回りを見渡してみると、人前ではあがってしまわないような人もいるとは思いますが、こうした人の多くは社会能力がきっと高い人であるようなのです。社会能力が原因となってあがり症になっているとわかれば、改善の余地はあります。何が原因なのかが分からないと、克服する事も出来ませんが、こうしたように希望があるのでしたら、それを頑張って克服して明るい未来を目指しましょう。